もふもふの日常

アッチョンブリケなのよさ

【S2最終17537位】勝ち切れなった男の反省構築記事【ポケモンSV】

初めまして、GOLDです。

SVシーズン2お疲れ様でした。

対戦自体マスボに上げて数戦したら終わり程度で、今までシーズンを最後まで戦い抜いたことはなかったのですが、最終日の緊張感のある戦いに参加したい、自分も結果を残したいと思うようになり今回頑張りました。

中盤は1000位代をキープしていましたが、最終的に5桁に落ちてしまい振るわない結果となってしまいました。それでも結果がどうであれ構築記事は書いた方が良いと古事記にも書いてあったので、自分への糧として今回初めて構築記事を書かせて頂きます。

 

 

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構築経緯

SVで猛威を振るうカイリュー、そしてそれをメタるためのステルスロックが流行っていることから、厚底ブーツを持たせたカイリューが強いのではないかと思い構築を考えてみることに。

それに伴って、まずシーズン1で厚底ブーツを使っていた人のレンタルパをいくつかお借りして対戦をしていった。その中で飛行テラバースト竜舞羽休め型カイリューを軸とした構築が使用感が良かったのでこれを参考に構築を組み始めた。

とりあえず参考の構築をアレンジしていこうと思ったため、参考元に居た鉢巻マスカーニャ・スカーフサーフゴー・メトロノームラウドボーン・眼鏡ジバコイルまでは確定とし、残り1枠は前期1番使用感の良かった食べ残しソウブレイズを入れてシーズン序盤に臨んだ。

 

シーズン序盤

シーズン序盤を戦うにつれて、飛行テラバカイリューがテラスタル前提なことが動き辛く感じたため、カイリューの型をノーマルテラスタル神速竜舞羽休め型に変更。結果、選出のし易さが格段に上がり、上からの制圧力も大きくなったため正解だった。

 

シーズン中盤

シーズン中盤では、構築にステロ撒きがいなかったことからあまり選出する機会の無かった食べ残しソウブレイズ→耐久振りオボンガブリアスに、また地面の一貫を切り、ある程度受けに強いポケモンが欲しかったため、眼鏡ジバコイル眼鏡HC水ロトムへと変更した。この時に食べ残しが余ったため、ラウドボーンの持ち物をメトロノームから食べ残しに変更。生存能力が格段に上がった。

 

シーズン終盤

シーズン終盤は、ステロをあまり撒く機会が無くなってきたのと、食べ残しサザンドラが増えてきてガブリアスだと積みの起点にされることが多かったため、同等かそれ以上の耐久があってステロが撒け、ふきとばしで起点回避できるオボンの実カバルドンへ変更。相手視点でも同じようにステロを撒かれることが少なくなったのと、アンコールカイリューが猛威を奮っていたおかげで竜舞を積む暇がなかったため、瞬間火力が出せるようにカイリューの型を命の珠ACガチ両刀型に変更した。また拘っている水ロトムがどうしても動き辛く感じたため、同じように受けに強く地面を透かせるサザンドラに変更。その他、微調整しながら構築が完成した。

 

単体解説

マスカーニャ

テラスタイプ:悪
性 格:陽気
特 性:変幻自在
実数値:161(76)-130-122(252)-*-90-182(180)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:トリックフラワー/叩き落とす/けたぐり/イカサマ

 

〈調整〉

H...6n-1
B...ぶっぱ
HB...A特化鉢巻ドラパルトのドラゴンアロー確定耐え
  A162マスカーニャのじゃれつくを93.8%で耐え
  A167コノヨザルのとんぼがえりを中乱数(56.3%)で耐え
HD...C185サーフゴーのゴールドラッシュを87.5%で耐え
S...最速ゲンガー+4

 

鉢巻持ちなのにA無振りというド変態マスカーニャ。初めはSを最速ゲンガー抜きに調査したオーソドックスなASで使っておりそれでも十分強かったのだが、本当にあと少し火力が足りないのと、よく初手に出していたため不意に初手に来るスカーフ持ちに上から殴られてすぐやられてしまうことが多く試行錯誤していた。すると最終日前日に見ていた配信で鉢巻マスカーニャを使っていた方が居たため、偶然映ったステータスから努力値を逆算してみるとなんとHBSのA無振りでアッチョンブリケ。早速真似して使ってみるとかなり場持ちが良くなり、初手で出落ちすることが少なくなったのと、サイクル戦にも参加させやすくなり、本当に使い易かった。A無振りといえど、元々あと一歩火力が足りないのと、イカサマを搭載しているためあまり気にならなかった。

 

技構成は急所で積みを無視できるトリックフラワー、相手の持ち物を機能停止にさせる叩き落とす、セグレイブやサザンドラをワンパンできるけたぐり、Aに振らなくても火力が出せるイカサマで確定。テラスタイプは叩きとイカサマの火力を伸ばせる悪とした。

 

シーズンを通してずっと同じ役割で戦い抜いてくれたポケモンで本当に頼りになった。次シーズンでも使ってあげたいが、マスカーニャより速いパラドックス(しかもタイプ相性的にも不利)が増えるため少し動き辛くなるのではと思っている。

 

ラウドボーン

テラスタイプ:水
性 格:穏やか
特 性:天然
実数値:211(252)-*-121(4)-130-139(252)-86
持ち物:隠密マント
技構成:フレアソング/大地の力/身代わり/怠ける

 

〈調整〉

HD...C175サザンドラあくのはどう確定4発
  C185サーフゴーのシャドーボールを超低乱数3発(1.3%)

 

HDに振り切ったラウドボーン。初めはHB食べ残し型で使っていたが、B方面は十分過ぎる耐久があり、加えてもう少しDが欲しいと思っていたところ、前述のマスカーニャ同様配信でHD隠密マントラウドボーンを使っていたのを見たため真似することに。結果、重かった鋼サザンドラウルガモスに強く出れるようになったり、サーフゴーの技を耐えてフレアソングを入れられるようになったりと、ラウドボーン=HBというイメージを逆手に取った行動ができるようになった。隠密マントを持たせていることで悪波の怯みやシャドボのDダウンを引かないのはめちゃくちゃ偉いが、食べ残しが欲しかった場面もあったので一長一短だと思う。しかしながら終盤まで使っていたHB食べ残しでも十分強いので、構築と相談して好みで選んでいいと思う。

 

技構成はタイプ一致でCアップするチート技のフレアソング、Dダウンを引いたり不意に弱点をつける大地の力、相手の変化技を透かせる身代わり、高速回復技の怠けるで確定とした。身代わりがあることでドオー、キョジオーン、ヘイラッシャなどの1発で身代わりを割ることの出来ない受けポケモンをカモにすることができて本当に偉かった。テラスタイプは耐性の良い水。環境に居る草タイプがマスカーニャくらいなのと、電気タイプに関してはロトムとパーモットでそもそもロトムには極力突っ張らないよう動くので、弱点を突かれることがほぼ無かった。唯一セグレイブが電気テラスタルをしてくるが、A特化テラバーストでも確定3発で、大地の力で返り討ちにできるのであまり気にならなかった。

 

マスカーニャ同様、シーズン通してずっと使っていたしなんなら前期から使っているので本当に頼りになった。上手く使えずすぐやられてしまったということがあまり無かったので、かなり使いこなせるようになったと思う。前述同様、次シーズンのパラドックスの特性であるクォークチャージが天然無視の能力アップであるため、使い辛くなるのではと思っている。

 

サーフゴー

テラスタイプ:鋼
性 格:控えめ
特 性:黄金の体
実数値:171(68)-*-116(4)-194(188)-117(44)-130(204)
持ち物:拘り眼鏡(最終日前日まではスカーフ)
技構成:ゴールドラッシュ/シャドーボール/気合い玉/トリック

 

〈調整〉

HD...C185サーフゴーのシャドーボール確定耐え
C...余り
S...+1で準速ドラパルト抜き

 

サフゴやゲンガーのシャドボを耐えるまで耐久に振ったサーフゴー。元々スカーフで使っており、S調整はその名残り。鋼ゴーストという強すぎるタイプと変化技無効というチート特性が相まってかなり使用感は良かった。持ち物に関して、元々サーフゴーが拘りアイテムを持っていることが読まれやすく、直ぐ裏のポケモンに引かれてスカーフが活きる場面が少ないと感じたため、ならいっそのこと高火力でぶち抜いてやれと思い拘り眼鏡に変更した。耐久にそこそこ振っていることもあり、サイクルしつつ隙を見て破壊するという動きができて十分に活躍してくれた。流石SVの入れ得ポケモンといったところ。

 

技構成はタイプ一致のゴールドラッシュとシャドーボール、悪タイプに打つ気合い玉、拘りアイテムを押しつけて機能停止にさせるトリックで確定とした。テラスタイプはゴールドラッシュの火力を伸ばせる鋼。

 

前述2体同様、シーズン通して戦ってくれたポケモン。何回も微調整を繰り返し、最終的に今の型に落ち着いた。初めは使い方がよく分からず選出を渋っていたが、終盤に掛けてだんだんコツを掴んで出せるようになった。あと一歩こいつを理解することができればもう少し上に行けたのかなと思う。

 

カバルドン

テラスタイプ:草
性 格:腕白
特 性:砂起こし
実数値:214(244)-132-172(148)-*-107(116)-67
持ち物:オボンの実
技構成:地震/ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし

 

〈調整〉

HB...鉢巻特化マスカーニャのトリックフラワーを87.5%耐え
HD...C177サザンドラの眼鏡流星群を最高乱数切り耐え

 

最終日前日に入ってきた親の顔より見たカバさん。ステロ要員としては勿論、欠伸と吹き飛ばしで積みを回避できるのはやはり強かった。しかしながらSV環境はアンコールが強いということもあり、使うタイミングを間違えれば起点にされてしまうところは難しかった。それでもカバルドンがいることで初手の選出誘導ができ、それを読んでマスカーニャやサーフゴーを合わせることができるので、居るだけで強いポケモンだと改めて感じた。

 

技構成はテンプレ型の地震、ステロ、欠伸、吹き飛ばしで完結している。テラスタイプは草や水を半減できる草だが一回もこいつにテラスを切らなかった。

 

サザンドラ

テラスタイプ:鋼
性 格:臆病
特 性:浮遊
実数値:167-*110-177(252)-111(4)-165(252)
持ち物:食べ残し
技構成:悪の波動/ラスターカノン/悪巧み/身代わり

 

諸説枠①

終盤に入ってきたポケモン。完全に迷走していたし、相手に使われ過ぎて強いから自分も使ったれくらいの気持ちで適当に入れた。結果的にこいつのお陰で勝てた試合もあったり、思ったより火力も耐久もなくて直ぐ落ちたことがあったりとなんだかよくわからないまま使っていた。

 

技構成は食べ残し型のテンプレ、悪の波動、ラスターカノン、身代わり、悪巧みで確定とした。テラスタイプは定番の鋼。

 

流行っているのは間違いないし、相手に使われるとめちゃくちゃ強いのでもっと早めに構築に入れて使っていくべきだったのかなぁと思った。ちなみに6世代からずっとスカーフでしか使ったことがないのでそれ以外の使い方が本当にわからない。

 

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル
性 格:やんちゃ
特 性:マルチスケイル
実数値:166-204(252)-115-150(236)-108-103(20)
持ち物:命の珠
技構成:流星群/神速/地震/火炎放射

 

諸説枠②&地雷枠

AC振りのガチ両刀型。HASのブーツで使っていたが終盤につれて竜舞をするタイミングが難しくなったこともあり、瞬間火力が出せて受けも崩せる両刀命の珠型にした。はっきり言ってなんでこの型を使おうと思ったのかわからない。絶対HASの方が良い。

 

技構成は高火力先制技の神速、安定した火力の出せる地震と火炎放射、受けを破壊する流星群とした。テラスタルはタイプ一致で神速を打てるノーマル。

 

終盤は完全に迷走してたのでもっと冷静になって考えるべきだった。カイリュー戦国時代だったが、相手に使われるカイリューも自分で使うカイリューも最後まで理解することができなかった。次シーズンからはもっと理解を深めていきたいと思う。

 

基本選出

基本→++@

ステロ撒きたい時→+2@

受け→+2@

 

できるだけテラスを切ることが多いラウドボーンとサザンドラは同時選出しないよう心掛けた

 

結果

SVシーズン2 シングル最終17537位 最終レート1715 TN:GOLD

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感想

今回初めて最初から最後までランクマッチに潜りました。中盤1000位代につけていたこともあり、落ち着いて対戦していけば大丈夫だろうと思っていた矢先、終盤に連敗かまして5桁から出られなくなってしまいました。構築がまだまだなのは勿論ですが、勝てていた時もプレミがかなり多かったので、改善することだらけな1ヶ月でした。ただ、テラスタルというシステムが深読みし過ぎてしまう自分の性格に合ってなさ過ぎることを実感しており、まずはある程度の妥協をしていくことから始めないといけないなと感じました。

 

次シーズンからパラドックスが使えるようになるのでさらに環境が荒れると思いますが自分のペースで頑張っていきます。

 

 

こんな5桁の構築記事を最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

 

 

それでは

 

 

 

 

 

 

しーうーのあらまんちゅー

 

 

 

 

Twitter:@cottonee_shinx