おはこんばんちは GOLDです。
SVシーズン3お疲れ様でした。
シリーズ2ルールとなりパラドックスポケモンが解禁され、如何に理不尽を押し付けるかの環境だったと感じました。
今回も十分な結果ではないですが、自分への糧として構築記事を書かせて頂きます。
構築経緯
S3から解禁されたパラドックスの中でも、高い素早さと火力で性能が抜きんでているハバタクカミ、同じく攻撃の種族値が高く上からの制圧力があり、とんぼがえりでサイクルを回すことができるトドロクツキの2体を軸として採用。
この2体の補完になり、ハバタクカミやテツノツツミの引き先となるジバコイル、セグレイブや2体が弱い物理への引き先になれるアーマーガアをそれぞれ採用した。
上記の4体だとテツノドクガや蝶舞型のウルガモスに弱いため、HDラウドボーンを採用。
ここまでで相手のキノガッサやモロバレルのキノコの胞子の一環が切れていないのと、構築全体の素早さラインを上げたかったため、行動保障のある襷マスカーニャを採用。
以上で構築が完成した。
単体解説
ハバタクカミ
テラスタイプ:妖
性 格:臆病
特 性:古代活性
実数値:131(4)-*91-187(252)-155-205(252)
持ち物:拘り眼鏡
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/滅びの歌
<調整>
H...余り
C...火力重視のため振り切り
S...ミラー意識で最速
環境トップであり構築の軸。最速かつ火力を出したかったため、持ち物は拘り眼鏡とした。
技構成はタイプ一致技のムーンフォース、シャドーボール、鋼に対して撃ち疑似的に耐久を上げることができるマジカルフレイムまでは確定。
残り1枠は中盤まではドオーに撃つためのサイコショックを入れていたが、実際のところ撃つ機会がほとんど無かったのと物理で押した方が早いと感じたため、重かったクエスパトラやフワライドのバトン展開を無理やり止める滅びの歌とした。
やはり環境を支配してるだけあって、とても使いやすかった。反面耐久面が本当に脆く、ちょっとした先制技でも致命傷になるため、できるだけサイクルで削りをいれて一貫を作っていくよう心掛けた。
加えてあまりにもミラーが多発するポケモンであったため、同速お祈りではなく確信を持ってハバタクカミに強いといえる型を思い付く必要があったと思う。
次シーズンでも使いたい1匹。
トドロクツキ
テラスタイプ:地面
性 格:陽気
特 性:古代活性
実数値:181(4)-191(252)-91-*-121-188(252)
持ち物:拘り鉢巻
技構成:逆鱗/地獄突き/地震/蜻蛉返り
<調整>
H...余り
A...火力重視のため振り切り
S...最速テツノブジンを意識して最速
2体目の構築の軸。ハバタクカミ同様、最速からの火力が欲しかったため持ち物は拘り鉢巻とした。
技構成はタイプ一致の逆鱗と地獄突き、補完に優れテラスタルすることでタイプ一致で撃つことができる地震、サイクルを回せる蜻蛉返りで確定。
パラドックスの中で1番種族値の高い590族だが、実際は素早さの高いハバタクカミやテツノツツミに上から弱点を突かれる、セグレイブの氷の礫で致命傷を受ける、ヘイラッシャで簡単に止まってしまう、など逆風の環境だったように感じた。またメインウエポンの逆鱗と地震が無効にされやすいこともあり安定した技を撃つのも難しかった。
それでも一貫を取ったときの火力は凄まじく、出す試合を見極めれば十分ポテンシャルはあるポケモンだと感じた。テラスタルは地面だったが、これでは氷が弱点のままになってしまうので鋼にした方が良かったのは反省点の1つ。ただハバタクカミコノヨザル対面でコノヨザルに炎テラスや毒テラスを切らせて地面テラス地震で倒す場面がかなりあったのでそこはよかった。
アーマーガア
テラスタイプ:格闘
性 格:腕白
特 性:ミラーアーマー
実数値:205(252)-107-172(252)-*-106(4)-84(S個体値25)
持ち物:防塵ゴーグル
技構成:ボディプレス/蜻蛉返り/鉄壁/羽休め
<調整>
HB...特化
D...余り
S...無振りブラッキー抜かれ
安定した物理受け。技構成は高い防御を活かるボディプレス、サイクルを回せる蜻蛉返り、高速回復技の羽休めまでは確定で、最後は物理アタッカーを積ませることのできる鉄壁とした。正直終盤は鉄壁を積む暇がなく押される場面が多々あったため、挑発でもよかったと思う。持ち物は初めはゴツゴツメットを持たせていたが、あまりにもキノガッサが重いため防塵ゴーグルにした。
物理に対して滅法強く、蜻蛉でサイクルを回せる点も本当に強かった。しかし序盤の内はセグレイブに対しての引き先としていたが、終盤は電気テラスタルや炎テラスタルを撃たれることが多くなったため動かし辛かった。
ジバコイル
テラスタイプ:水
性 格:控えめ
特 性:アナライズ
実数値:177(252)-*-135-198(236)-113(20)-80
持ち物:突撃チョッキ
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/テラバースト
<調整>
H...できるだけ耐久を上げるためにぶっぱ
C...できるだけ高く
特殊を誤魔化す枠。環境トップのハバタクカミの引き先となり、アナライズの火力で圧を掛けつつサイクルを回すことができる。技構成はタイプ一致の10万ボルト、ラスターカノン、サイクルを回すためのボルトチェンジ、役割破壊のテラバーストとした。テラスタイプは耐性を付けられ、テツノドクガなどの弱点を突ける水とした。
多くの特殊アタッカーに後出して誤魔化したが、如何せん耐久がカツカツであったため体力管理が難しかった。それでもアナライズの火力が高いことやや、一貫ができた時の圧力は良かったので最後まで使い続けることができた。最上位では穏やかHDが流行っていたらしいのでそこに気づくことができれば良かったなぁと思う。
ラウドボーン
テラスタイプ:水
性 格:穏やか
特 性:天然
実数値:211(252)-*-126(44)-130-134(212)-86
持ち物:食べ残し
技構成:フレアソング/大地の力/身代わり/怠ける
<調整>
HB...無振りキョジオーンの塩漬けを身代わりが確定耐え
HD...できるだけ高く
前期から続投したHDラウドボーン。技構成は前回同様で、B方面に少しだけ振った。警戒してない相手には無類の強さを誇ったが、流行りのハバタクカミが眼鏡が多かったためHDでも受けることが難しかった。かなり選出率は低かったが、出す試合を見極めればまだまだ強いポケモンだと感じた。
マスカーニャ
テラスタイプ:炎
性 格:陽気
特 性:新緑
実数値:151-162(252)-91(4)-*-90-192(252)
持ち物:気合の襷
技構成:トリックフラワー/叩き落とす/イカサマ/不意打ち
<調整>
A...火力重視のためぶっぱ
B...余り
S...最速
構築の最後に入ってきたポケモン。流行りのセグカミラッシャに強い駒として採用した。技構成はタイプ一致のトリックフラワー、叩き落とす、セグレイブやカイリューなどに撃つイカサマ、先制技の不意打ちとした。蜻蛉返りなどが欲しい場面もあったが、どの技も必要な場面があったため抜くことができなかった。テラスタイプは氷やフェアリーを半減にできる炎。
高い素早さから襷を盾に動けるポケモンであり、最後に入ってきたがMVPだったと思う。不意打ち択が頻発に発生するので中々扱いが難しいところはあったが、それでも多彩な動きをして場を荒らしてくれた。
セグカミラッシャは大体初手にセグレイブ、もしくはハバタクカミからくるため、それに合わせて初手に出すことが多かった。
①セグレイブの場合:初手から地震撃ってくることはまずないため、炎テラスを切ってイカサマ→相手は引くため後続に叩き落とす。
②ハバタクカミの場合:トリックフラワーで確定1発。襷の場合は不意打ち択になるが、ほぼ変化技か引いてくるため、叩き落とすで後続に圧力を掛ける。
アーマーガアを呼ぶため、その場合はジバコイルやハバタクカミと上手く回して対処していった。型は違えど前期から使っているポケモンであり、この環境でもまだまだ強いと思っている。次シーズンでも使い続けて練度を上げたいと思う。
基本選出
初手or +@2
素早さの高いポケモンを初手に出して対面操作、もしくは上から圧力を掛けて後続に繋ぐよう意識した。
結果
SVシーズン3 シングル最終6539位 最終レート1801 TN:GOLD
感想
前期から本格的にやるようになったとはいえ、自己最高レートの1800を達成することができました。それでも昨日通用していた戦術が今日には通用しなくなっているなど、環境の移り変わりの早さを感じさせられる1か月だったと思います。
それとは別に、散々話題にはなっていますが2月28日に行われたアップデートでレンタルを公開した際にレポートが書かれるようになってしまいました。自分もその影響を受けた1人で、シーズン4は潜らないでおこうかな...と思っていましたが、やっぱりランクマをしてさらに自己ベストを伸ばしたいと思い、潜るのを決めました。
シーズン4ではレート2000、最終3桁を目標に頑張っていこうと思います。
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
それでは
しーうーのあらまんちゅー
Twitter:@cottonee_shinx